施工事例CASE
ホイールリバレルBBS LM リバレル:3Dブラッシュド、パウダー塗装
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ご依頼
BBS LM のリバレルになります。
こちらは自前の車両の仕様変更のための事例です。 -
採寸・リム選定
今回は自前のものということで、採寸は現状使用していたホイールサイズを見ながら、アウターはあと〇センチ外、インナー側の余裕も見ながら使用するタイヤサイズも含めて全体サイズを検討しています。
結論としましては、フロント9J、リア10Jで作ることとし、オフセットについては現車合わせなので、数値には特にこだわりなくリムの選定をしています。 -
塗装剥離
BBS LMは2ピースホイールですが、リバレルの際には3ピース化することとなります。
そのため、嵌合部分にアウターリムとインナーリムの2枚がかみ合うよう加工を行う必要があります。
加工が完了したら塗装の剥離に入ります。
ホイールを分解後、各パーツ毎に剥離作業を行います。
剥離作業は、分解したパーツを丸ごと剥離剤に漬け込みます。こちらの剥離作業の難易度により、工賃が多少変動いたしますが、実際に剥離作業に取り掛からないと塗装の強度がわからないのが難点です。
BBS LMのリバレルに関しては、ご依頼の多いホイールの1つですので、そういった不安はありません。今回は剥離剤のみでおおよその剥離は完了し、あとはブラスト処理を行っております。
ブラスト処理によって、塗装下のサビなどをきれいに落としていきます。
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下地処理
剥離作業が完了しましたら、通常は鋳造肌を落とす作業などの下地処理を行います。
3Dブラッシュドでのご依頼でしたので、各パーツ毎にブラッシュドラインを入れていきます。下地処理が完了しましたら、塗装前にホイールに付着した油分や不純物を出す空焼きを行います。
ディスクを仕上げている頃、発注をかけたリムが到着です。
通常、リムは発注から1か月程度で手元に届きます。
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パウダー塗装
色はサンプルよりお客様に選んでいただきご指定くださったものをご用意しております。
パウダー塗装とは、溶剤塗装の様に液体を使わずに塗料の原料である粉を静電気の力を使って塗装したい物に付着させその後、乾燥炉で溶かしてから固める塗装方法の事を言います。
パウダー塗装のメリットとして、高い耐久力が挙げられます。逆にデメリットとしては、溶剤塗装のように、調色が基本的に不可であることです。
ラインナップとしてある色の中からお好みの色を選んでいただくことになりますが、当店では6,000色以上ある中から選んでいただくことが可能となっております。
今回は、ディスクは3Dブラッシュドで仕上げていますので、淡いスモーク系のクリアを入れております。また、インナーリムはパウダーブラック、アウターリムはパウダーアクリルクリアになります。
各パーツをパウダー塗装で仕上げていますので、欧州車特有のブレーキパットによる汚れが軽い洗浄で落とせる仕様です。 -
その他
ピアスボルトは、常時M7サイズを3色用意しております。各色並べてみて、とりあえず無難なクロームで組むこととしました。
↑ブラック
↑ゴールド
↑クローム
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組立作業・シーリング
各パーツが揃いましたので、組立作業になります。
当然のことながら、ピアスボルトの締め付けはしっかりとトルク管理を行った作業を行っております。ピアスボルトにて組立が完了、振れの確認を行った後、問題がなければ最後のシーリング作業となり、乾燥後完了となります。
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