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ホイール傷を修理したい!修理可能な店舗や手段・放置リスクを解説
「車のホイールについた傷は早めに修理した方がよいって本当?」
「ホイールのガリ傷・へこみはどこで直すのがよいのだろうか?」
そう疑問に思っている方は、この記事をぜひご覧ください。
この記事では、車のホイール傷を修理する方法や、放置するリスクを詳しく解説します。
記事を読めば、車のホイール傷を上手に修復する方法がわかるので、カーオーナーの方は必見の内容です。
修理が必要なホイール傷の種類
ホイールの傷を修理する方法を3つ紹介します。
各項目をしっかり読んで、自身に合った修理の仕方でホイールをきれいにしましょう。
1.プロに依頼する
ホイールに傷がついた場合、一般的には修理業者に持ち込んで直します。
対応できる業者は主に以下の3つです。
カー用品専門店 | 素早く手軽に傷を直せるが、大きな損傷は対応不可能 |
ディーラー | きれいに修理をできるものの価格が高い |
町の自動車修理工場 | 価格は比較的安いが、お店により整備士の腕前に差がある |
各業者の特徴を把握し、自身の車の傷に合ったところに依頼をしましょう。
2.DIYで直す
小さな傷の場合にはDIY修理をする方法があります。
しかし、この対応ができるのは塗装剥がれなどの傷のみです。
小さな傷に見えてもホイールに歪みが発生している可能性もゼロではありません。
そのため、極力行わない方がよい修理方法だといえるでしょう。
傷やへこみがクラックをともなう状態の場合、放置するとホイールが割れるリスクもあります。
ホイールに傷がついたら、きちんとしたお店で修理を依頼してください。
ホイールの傷がひどいなら交換・買い替えも検討しよう
ホイールのへこみやクラックがひどい場合には、買い替えをした方が安くつく可能性もあります。
正規品ならディーラー、社外品ならカー用品店などでホイールの購入が可能です。
費用を抑えたいなら、中古パーツを購入するのもよいでしょう。
車のホイールは見た目だけでなく、車の走りを左右する重要なパーツです。
安全性がきちんと保障されているショップで購入を行い、組付けを行ってもらってください。
修理が必要なホイール傷の種類
ホイール傷の種類には、以下のようなものがあります。
塗装剥がれ | 塗料が剥がれてしまっているだけの状態。サビや腐食が懸念される |
ガリ傷 | 引っかき傷がついている状態。見た目を損なううえにサビや腐食が懸念されるため放置は厳禁 |
へこみや歪み | ホイールのフレームが歪んでいる危険な状態。すぐに修理をしないと走行機能が悪化する可能性あり |
クラック | ホイールに亀裂が入った状態。放置するとクラックが広がりタイヤが割れてしまう |
どの傷も放置するのは危険です。
ホイールの状態が悪化する前に、修理を依頼しましょう。
ホイールの傷を修理しないと起こるデメリット
ホイールの傷を修理しないと起こるデメリット3つを紹介します。
なぜ早めに修理をしないといけないのかを知れるため、ぜひご覧ください。
1.見た目の美しさを損なう
ホイールに傷が入っていると、車の見た目を損ねてしまいがちです。
どれだけしっかりカスタムした車でも、パーツに目立つ傷が入っていると外観が悪化します。
ホイールは金属製のパーツであるため、光の当たり具合によっては傷がかなり目立ってしまいます。
傷を放置するとサビなどが出てくるため、短期間であっても車の外見が一気にみすぼらしくなってしまうでしょう。
愛車をかっこよく見せたい方は、車の傷を早めに修理してください。
2.事故の原因になる可能性がある
ホイールがへこんだり歪んだりしたままで走行を続けると、以下のような制御トラブルが発生します。
・車にブレーキをかけても止まらない
・蛇行運転を起こす
・ハンドル操作に異常が起きる
・タイヤのエアー漏れが起こる
車を正しく運転できなくなるため、事故のリスクが大幅に高まり、とても危険です。
小さな傷でもホイールのへこみや歪みは発生する可能性があります。
傷の原因が衝突などの強い衝撃を受けるものである場合には、早めに修理工場へ持ち込みましょう。
3.ロードノイズの原因になる
ホイールに傷が入ると「ロードノイズ」といった嫌な音が車内に響きます。
ロードノイズの原因は、ホイールとタイヤのずれです。
傷が入ったら早めにホイールの修理や交換をして、ロードノイズが発生しないように努めましょう。
また、ホイールの故障によって、摩擦に偏りが起き、タイヤの減りが均等でなくなる可能性があります。
ホイールに歪みが起きてしまったら、タイヤに異常が起こらないよう早めに修理することが大切です。
ホイール傷の修理方法
ここでは、トータルリペアで扱っているホイール傷の修復方法を3つを紹介します。
各方法を確認し、ぜひトータルリペアカラーへ修理をご依頼ください。
修理のご依頼はこちら
1.リペア修復
ガリ傷やクラックなどの根本修理をする際には、溶接やパテ修復をします。
トータルリペアの修復方法は、以下の通りです。
溶接を行いホイールの再構築をする
整形や研磨を行う
塗装やアルミ素地仕上げを行い見た目を美しく整え直す
しっかり磨き上げたあとに塗装を行ったホイールは傷を修復され、かつ見た目も美しい仕上がりになるでしょう。
2.塗装修復
傷が浅く塗装剥がれのみの場合には、塗装修復を行います。
錆びたホイールや、細かい傷の入ったホイールがトータルリペアカラーの塗装修復対象です。
ウレタンやパウダーなど、多種多様な塗装方法からお客様のホイールに合ったものを選択し、美しい仕上がりになるよう塗装をしています。
ウレタン塗装の場合、対応色はなんと6,500色以上もあります。
ハイパーシルバーなどの高級車に使われる色も、トータルリペアカラーなら対応可能です。
3.ホイールリバレル
ホイールの傷付いたリムを組み換え修理する「ホイールリバレル」も、トータルリペアカラーなら可能です。
損傷したリムの修理にホイールリバレルを用いれば、損傷個所のみを取り換えて修理ができます。
トータルリペアカラーのリバレルは在庫リムを未加工の状態で保存しています。
そのため、お客様のホイールに合わせた形で加工ができるのです。
ディスクの取り外しが可能なホイールなら、基本的にどのようなホイールでも修理できます。
自身のホイールをきれいに成形し直したい方は、ぜひご利用ください。
まとめ
ホイールの傷は放置すると深刻な事故を起こす原因となったり、ホイールの見た目を大きく損なったりしがちです。
傷を見つけたら早めに対処をするように心がけましょう。
ホイールの歪みなどが運転を妨げる可能性があるためDIY修理は原則行わず、ディーラーや板金専門店、カー用品店などを利用するようにしてください。