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ホイールリムの磨き方をDIYで解説!新品のような見た目を手に入れよう
車の美しさを演出するアルミホイールは、汚れや傷が付きやすいパーツでもあります。
特に、飛び石や縁石にぶつかった際には、線傷や凹みが発生してしまうことも。
しかし、幸いなことに浅い傷であればDIYで修復が可能です。
本記事では、アルミホイールの傷をDIYで修復する手順とコツを解説します。
輝きを取り戻し、新品のような見た目を手に入れましょう。
ホイールリム磨きの重要性
自動車の外観を美しく演出する重要な要素の一つとして、アルミホイールの輝きがあります。
しかし、日常の走行や駐車時の衝突などにより、ホイールリムは傷がつきやすく汚れも溜まりがちです。
そんな時にDIYでホイールリムを磨くことで、新品のような輝きを取り戻すことができます。
アルミホイールの磨きは、外観美を高めるだけでなく、耐久性やコーティングの効果を向上させる重要な作業です。
また、汚れや傷が気になることで車の印象も損なわれるため、磨きはメンテナンスの一環としても大切です。
ホイールリム磨き方
ホイールリムを自宅でDIYで磨くことは、外部業者に頼むよりも費用を節約できるだけでなく、手作業による丁寧な仕上げが可能です。
本章では、ホイールリム磨きの方法と手順について解説します。
必要な道具と材料の準備から、傷の修復までの工程を詳しくご紹介します。
必要な道具と材料の準備
ホイールリムをDIYで磨くために必要な道具や材料を準備しましょう。
以下のアイテムが必要です。
・カーシャンプー
・乾いたウエス(雑巾)
・マスキングテープ
・耐水サンドペーパー(150番の粗目、2000番の極細目)
・脱脂剤(シリコンオフ)
・アルミパテ(パテヘラ)
ホイールリムの磨き方
以下の手順に従って、ホイールリムの磨き方をDIYで行いましょう。
1.最初にカーシャンプーで表面の汚れを落とし、乾いたウエスで水分を拭き取ります。
2.脱脂剤やアルミパテがタイヤに付着しないように、マスキングテープでタイヤを覆います。
3.ガリ傷の部分を150番程度の粗目耐水サンドペーパーで磨きます。
傷が滑らかになるまで丁寧に行いましょう。
4.傷部分が滑らかになったら、脱脂剤で表面の油分を落とします。
5.アルミパテに付属しているヘラで主剤と硬化剤を手早く混ぜます。
6.混ぜたアルミパテをガリ傷部分に埋め込んでいきます。
周囲よりやや高く盛るようにしましょう。
7.アルミパテが完全に硬化したら、細目耐水サンドペーパーで磨きます。
表面が滑らかになるように注意して行いましょう。
8.最後に2000番程度の極細目耐水サンドペーパーを使って仕上げの磨きを行います。
輝きを復元しましょう。
注意点
ガリ傷部分を耐水サンドペーパーで磨く際、必要以上に範囲を広げないよう注意してください。
また、アルミパテが完全に硬化するまで、作業を進めないようにしましょう。
硬化するまでの目安は約7〜8時間です。
ポリッシャーやコンパウンドを使った磨き方
ホイールリムの磨き作業をより効率的に進めるために、ポリッシャーやコンパウンドを利用する方法があります。
ポリッシャーは手作業に比べて作業時間を短縮できる便利な道具であり、コンパウンドは傷を効果的に除去するための磨き剤です。
本章では、ポリッシャーとコンパウンドを使った磨き方と注意点について解説します。
ポリッシャーの使い方と注意点
ポリッシャーは効率的に磨くことができる便利な道具ですが、正しい使い方と注意点を押さえることが重要です。
手順や適切なポリッシャーの選び方について解説します。
ポリッシャーの選び方
ポリッシャーにはロータリータイプとデュアルアクションタイプの2種類があります。
ロータリータイプは高い磨き力が特徴で、深い傷を除去するのに適していますが、操作に慣れが必要で誤った使い方をするとホイールリムにダメージを与える恐れがあります。
一方、デュアルアクションタイプは回転と振動の2つの動きをするため、初心者にも安全に扱いやすく、広い範囲に均一に磨くことができます。
磨き作業の手順
まず、ホイールリムの表面に軽くコンパウンドを塗り、ポリッシャーの速度を調整して始めます。
力を入れすぎずに、均一な力でポリッシャーを動かすことがポイントです。
あまり時間をかけすぎないように注意し、途中でコンパウンドを補充して作業を進めましょう。
磨き後の仕上げ
ポリッシャーで磨き終えた後は、仕上げのために柔らかいクリーニングタオルを使って拭き取ります。
残ったコンパウンドや汚れをしっかりと取り除き、ホイールリムの輝きを確認しましょう。さらに、仕上げに専用のポリッシュを使ってホイールリムを磨くことで、美しい輝きをより長く持続させることができます。
コンパウンドを使った効果的な磨き方
コンパウンドは傷を効果的に取り除くための磨き剤です。
選び方や使い方によって、磨きの効果が大きく異なるため、正しいコンパウンドの選択と使用方法について詳しく紹介します。
コンパウンドの選び方
コンパウンドには、粗目から細目まで様々なタイプがあります。
傷の深さや状態に応じて、適切なコンパウンドを選ぶことが重要です。浅い傷や軽い汚れの場合は、細かな粒子が含まれた細目のコンパウンドを選ぶと効果的です。
一方、深い傷や頑固な汚れには、粗目のコンパウンドを使用することで効果的に取り除くことができます。
市販のコンパウンドには使用目的に応じて表示されていることが一般的ですので、目的に合った商品を選ぶようにしましょう。
コンパウンドの使い方
ホイールリムにコンパウンドを塗る前に、まずホイールリムの表面を十分に洗浄し、汚れを取り除くことが大切です。
その後、選んだコンパウンドを柔らかいクリーニングパッドやマイクロファイバータオルに適量取り、ホイールリムに均一に塗ります。
傷のある箇所に重点的にコンパウンドを塗ると効果的です。
そして、ポリッシャーや手作業でコンパウンドをホイールリムにしっかりと磨き込みます。
力を入れ過ぎないように注意し、均一な力で行うことで効果的な磨きが可能です。
コンパウンドの除去
コンパウンドを磨き終わった後は、クリーニングパッドやマイクロファイバータオルを使ってコンパウンドを取り除きます。
残ったコンパウンドが残っていると、ホイールリムの見た目が悪くなるだけでなく、コンパウンドが乾燥してしまうと取り除くのが難しくなります。
丁寧にコンパウンドを取り除き、仕上がりの美しさを確保しましょう。
まとめ
ホイールの傷をDIYで修復する方法を詳しく解説しました。
正しい手順とコツを押さえれば、浅い傷ならば自宅で磨くことが可能です。
美しい輝きを取り戻し、新品のような見た目を手に入れて、愛車の魅力をさらに引き立てましょう。
定期的なメンテナンスを行うことで、ホイールの美しい状態を長く保ち、ドライブの満足度を向上させることができます。