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アルミホイールの塗装にかかる価格はいくら?DIYでも塗装は可能なの?

アルミホイールの塗装について気になる方も多いでしょう。
気軽にホイールをカスタマイズしたい人にとって、アルミホイールの色を変更するだけで、車のイメージを大きく変えることができます。
また、どんなにボディをピカピカにしても、ホイールが汚れていたり傷がたくさんついていたりすると台無しで、車全体の印象が悪くなってしまいます。
ここでは、アルミホイールの塗装の費用や、DIYで塗装できるかどうかについて、解説していきます。

アルミホイールの塗装にかかる価格はいくら?DIYでも塗装は可能なの?

 

アルミホイールの塗装方法について

愛車のアルミホイールの塗装を行う方法は、塗装業者などの専門店に依頼するか、自分で行うかのいずれかです。
まずは、それぞれのメリットとデメリットについて案内します。

 

ホイール塗装専門業者に依頼するメリット・デメリット

ホイール塗装の専門業者に依頼することにより、プロの技術を活かして最高品質の仕上がりを得ることができます。
素人が行うよりも仕上がりがキレイで、美観も長持ちさせることができるのが大きなメリットです。
また、専門業者に依頼することで、自分で行う手間や時間も節約できます。
さらに、プロのアドバイスや提案によって、より理想的な塗装方法や色の選択が可能になります。

一方で、デメリットとしては、プロに依頼するとそれなりの工賃が発生するため、費用が高くなる点が挙げられます。
しかし、その費用は高品質な仕上がりや長期的な美観維持に投資すると考えれば、コストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。

 

DIYで塗装を行うメリット・デメリット

DIYによりアルミホイールの塗装を行う最大のメリットは、費用を大幅に抑えられるところです。
塗料など用意すべきものはいろいろありますが、工賃を完全無料にすることができます。
ただし、素人が塗装を行う場合、失敗のリスクを伴います。
ホイール塗装には複数の工程があり、きちんとした知識がなければ仕上がりが悪くなってしまい、作業前よりも見た目が悪くなってしまうケースもあります。

 

アルミホイールの塗装にかかる価格

アルミホイールの塗装にかかる価格は、業者に依頼した場合は工賃が発生しますが、DIYで行った場合はその分が丸々抑えられるため、当然DIYの方が断然安くなります。
業者に依頼した場合とDIYで塗装を行う際の、おおよその費用相場を案内します。

 

業者に依頼した場合の価格目安

アルミホイールにはサイズがあり、もちろん大きい方が塗装費用も高額になりますが、17インチまでであれば、価格が一律に設定されているお店がほとんどです。
ただ塗装を行うだけではなく、傷がある場合も価格は高くなりますが、傷なしやほとんど気にならない程度の傷の場合は、15,000円程度が塗装価格の相場となっています。
一般的な車両にはタイヤが4本あるため、総額で60,000円前後となります。

 

DIYで塗装した際の費用目安

DIYでアルミホイールの塗装を行うためにかかる費用は、工賃は0円なので作業を行うために揃えるべき材料代がそのまま費用目安となります。
塗装を行う際に赤外線ヒーターなどの専用の乾燥機を用いる方もおられますが、特別な機材を用いなければ、5,000円~10,000円以下で道具を揃えられます。
次項で必要な道具の詳細を案内しますが、塗装に必要な道具のほとんどは1,000円前後で購入可能です。

 

アルミホイールをDIYで塗装する方法

アルミホイールの塗装をDIYで行うためには、まず道具を揃えなければいけません。
塗装に必要なものはカーショップやホームセンターで揃えることができます。
状態によっても必要な道具は異なりますが、ホイールに傷がある場合の塗装に最低限必要なものは「マスキングテープ」「耐水ペーパー」「ホイールクリーナー」「アルミパテ」「ホイールペイント」「脱脂剤」「スポンジ」「ヘラ」「タオル」などです。

以下に、DIYでアルミホイールの塗装を行う手順を記載します。
塗装を行うということで、天候は仕上がりに大きく作用するため、雨の日は避けて湿気の少ない天気の良い日を選択しましょう。

 

手順1: ホイールを洗浄する

まずはホイールをキレイに洗浄しましょう。
このときに、スポンジやタオルやホイールクリーナーなどが必要となります。

 

手順2: 下地づくりを行う

ホイールに限らず、キレイに塗装をするためには下地がかなり重要となります。
耐水ペーパーで傷をできるだけ平らにして、必要に応じてアルミパテで傷を埋めてください。
どんなに表面をツルツルに磨いても、凹凸があればキレイに仕上がりません。

 

手順3: 養生を行う

塗装が不要なところに塗料がつかないように、マスキングテープを使用して養生を行います。
ホイールは平ではないため、この作業はかなり面倒ですが、ここで手を抜くことでも仕上がりにかなりの悪影響を与えてしまいます。

 

手順4: ホイールに付着した油分を取り去る

養生作業と手順が前後しても問題ありませんが、ホイールに油分が付着している場合は、脱脂剤を使ってしっかり取り除いてください。
油分も、塗装の仕上がりに悪影響を及ぼします。

 

手順5: ホイールペイントを施す

手順4までが下準備で、最後にホイールペイントを施し、塗装が乾けば作業は完了です。
急ぐ必要はありませんが、表面が固まる前に薄く塗って乾かす作業を繰り返していくのがコツです。
一度で塗りきろうとはしないでください。
すべての工程を終えるまでには丸1日かかるのが一般的で、乾くまでには2日を要する場合もあります。

 

DIYでアルミホイールを塗装するのをやめた方がいい理由

アルミホイールの塗装は専門的な知識や技術が必要であり、DIYでは満足のいく結果を得ることが難しいです。
アルミホイールは軽量でありながらも強度が求められるため、塗装には特別な処理が必要です。
DIYでは適切な前処理や塗装方法を誤ると、塗膜が剥がれたり、塗装面にムラが生じたりする恐れがあります。
また、アルミは酸化しやすく、素材特性を考慮した塗料の選定も重要です。さらに、DIYでは専用の設備や作業スペースが必要であり、素材の取り扱いや安全面にも配慮が必要です。

これらの理由から、アルミホイールの塗装は専門業者に依頼する方が確実で安心です。
専門業者は適切な処理と高品質な仕上がりを提供し、アルミホイールの美観を長期間保つことができます。

 

まとめ

DIYでアルミホイールの塗装を行うことは可能で、そうすることで費用を大幅に抑えられるメリットもあります。
ただし、よほどの経験をもつ人でない限り、素人では仕上がりを完璧にすることは困難です。

それ以外にもアルミホイールにはDIYでの作業には不向きな理由があります。
それはアルミホイールの耐久性で、業者に任せた場合と違って耐性がかなり劣ってしまいうという点です。

したがって「見た目もあまり気にしないし、それほど長持ちさせなくても良い」という場合以外は、アルミホイールの塗装はプロに任せることをおすすめします。

 

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